2019年12月24日火曜日

SONYスマートフォン Xperia 8 SOV42-u(UQモバイル版)の実機レビュー

(^x^)こんばんは。MANIERAです。
SONYの Xperia 8を購入、2か月程度使用してみたので 簡単に紹介します。




01
Xperia8は、2019年10月25日に発売されたソニーのミドルクラスのスマホです。
販売開始翌日にビックカメラでUQモバイル版を購入しました。

本体価格は55440円の所、MNPの一括払いで
19800円値引きになり35640円でした。(全て税込)
※ 価格やプランについて詳しくは、後述します。







02
箱を開けると、箱にぴっちり本体が入っていました。






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箱の内容物は、本体、保証書、書類一式のみで、
他にはケーブルも充電器も何も入っていません。






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本体のサイズは、縦158 x 横69 x 厚み8.1mmで、重さは170g(実測値)でした。
画面は2520x1080の6.0インチ液晶で、21:9の縦長ディスプレイです。
幅が狭めでかなりの縦長ですが、その分、結構持ちやすくて、
高精細な画面でWEBを見るにも情報量が多くて、意外に使い勝手は良い感じです。






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フロント、バックパネルとも Corning Gorilla Glass 6を採用しています。
見栄えは良いのですがガラスで滑りやすいので注意が必要です。
UQ版の本体カラーは、ブラックとホワイトの2色のみですが、黒を購入しました。






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XPERIAのロゴの下の機種名は、au版と同じでSOV42と書いてあります。
UQモバイルは auのサブブランドなのでこの様になっていると思われます。

対応通信規格は 4G LTE / WiMAX2+です。
WiFiは IEEE802.11a/b/g/n/ac に対応、Bluetoothはver.5.0対応です。
ワンセグなどのテレビ機能は付いていません。





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右側面です。ボリュームキーと電源スイッチがあります。
ミドル機のせいか、シャッターボタンはありません。






08
左側面です。こちら側は、SIMとmicroSDスロットのキャップがあるだけです。






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背面カメラはデュアルレンズで、広角側が1200万画素F1.8、望遠側は800万画素F2.4です。
指で塞いで試すと、向かって右が広角レンズ、左が望遠レンズのようです。

レンズの上はLEDのフラッシュ/フォトライトです。
レンズの下には、NFC/おサイフケータイのマークがあります。






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上面には3.5mmヘッドホン端子とセカンドマイクの穴があります。
セカンドマイクは通話相手が聞きやすいようにノイズを抑制するための物です。






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右側面の電源スイッチは指紋認識センサーも兼ねていて、電源オンと同時にロック解除できます。
登録できる指紋は5個までです。指が水に濡れていると上手く認識できないので、
その時はPIN(ロックナンバー)を入力します。






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電源スイッチの上はシーソー式のボリュームキーです。
カメラ使用時は、ズームもしくはシャッターに割り当て可能です。






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底面には、左から送話口のマイク、キャップレス防水のUSB Type-C端子、スピーカーがあります。
音楽・動画再生時のスピーカーはこの1個で、モノラルです。






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爪をカバーの溝にかけて、micro SDカードトレイを引き出してカードをセットできます。
microSD、microSDHC、microSDXC(最大512GB)に対応しています。
SIM種別は、マルチSIM(nano)です。
いずれも爪だけで引き出せるので、プッシュピンなどは不要です。






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正面左上には通知LEDがあります。充電中はオレンジ、
充電完了でグリーンが点灯します。通知時は白く点滅します。

電池は2760mAhで少なめですが、 意外に電池持ちは悪くなくて、
朝7時からradikoや音楽再生を8時間+WebやKindleを1.5時間使用しての
深夜24時時点で、電池残量40%で残り使用可能時間は15時間程度です。

充電時間は160分ですが、何日か使っていると毎日の使用傾向を学習して、
就寝時などに電池に負担の少ない、ゆっくりの「いたわり充電」をしてくれます。






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右端に800万画素F2.0のインカメラ、その隣に画面の明るさを自動制御する近接/照度センサーがあります。
真ん中は受話口/スピーカーで、通話時のみ音が出ます。






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今まで使っていたau版のXperiaと並べてみました。

左から、Xperia Z3 SOL26(2014年)、Xperia XZ SOV34(2016年)、Xperia 8 SOV42(2019年)です。
最大輝度にしてもZ3は画面暗めですが、8は十分に明るく、XZがちょっと明るすぎるだけだと思います。






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裏面です。
Z3の裏面はガラス、XZはアルミで一部樹脂、8はガラスです。
8だけデュアルレンズかつレンズ部が出っ張っています。






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右側面です。上から8、XZ、Z3です。
8とXZは指紋センサーが付いていますが、Z3にはありません。
XZとZ3は一番下にシャッターボタンがありますが、8は省略されてしまいました。






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左側面です。8の長さが目を引きます。
一番下のZ3の中央には専用スタンドやマグネット端子で使える充電端子が付いています。
Z3は端にストラップホールもあります。






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8は少しだけ幅が狭いですね。8とXZはUSB type Cのキャップレス防水端子になります。
Z3は左側面に防水キャップの中にmicro USB 端子が付いています。






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上面はいずれもキャップレス防水のヘッドホン端子が付いています。
こうやって見ると、8とXZはデザインテイストがかなり似ていますね。






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今回選んだキャリアはUQモバイルです。auからMNPで乗り換えました。
 UQ三姉妹のクリアフォルダーも貰いました。
ちなみに、ガチャピンとムックは姉妹の両親という設定だそうですw

プランは、無線LANが殆どでギガをあまり使わないので、
スマホプランS(3GB/月)2178円/月に、通話オプションの
かけ放題(10分/回)770円を付け、ユニバーサルサービス料金3円込みで、
合計2951円/月になりました。(全て税込)

申込時には、これに加えて 機種変更事務手数料3300円が必要です。


au IDの登録かつ通話オプション申し込みしたら、キャンペーンで2年間、
3GB/月 → 4GB/月に増量になりましたが、増量分は、毎月忘れずに
自分でデータチャージの必要があり、地味に面倒です。

チャージ時には、通常のチャージ料がかかる様に見えますが、
請求書を見ると、増量分のデータチャージ料は値引き処理されていました。






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スマホの設定を見ると、SIMのステイタスはKDDI、モデル名はSOV42-u でした。
私の場合、今まで使っていたauとUQモバイルとの差異は、1. 無料Wifiがない、
2. 通話明細が有料(110円/月)、3. テザリングはプランにかかわらず無料、ぐらいでした。

スマホでネット動画は見ないので動画速度の評価はできませんが、
Web閲覧に関しては、電波の入りや速度に関してはauと特段違いが感じられません。
それでいて毎月の電話代は今までの約1/2~1/3になり、かなりコストダウンできました。

契約時に安心パック(500円/月)を付けて欲しいとの事で付けてみましたが、
安心パックは初回最大2か月無料で、その間に解約しても全く問題ありません。









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ベンチマーク結果のスクリーンショットです。

一番左がAnTuTu 8で、スコアは112707で、
内訳は、CPUが44586、GPUが17044、MEMが30132、UXが20945です。
中央がGeekbench 5のCPUで、Single-Coreが180、Multi-Coreが1029、
右端はGeekbench 5のCOMPUTEで、OpenCLが494でした。

本機のSoCは、2017年登場の Qualcomm Snapdragon 630で、RAMは4GB、ROMは64GBです。
2019年時点ではミドル機にしても遅いようですが、私の使用用途(電話、WEB、メール、
SNS、Kindle、音楽、radiko等々)では、特に不満はありません。
※ ちなみにスマホでゲームはやっていません。






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Xperia8を選んだ理由の一つは、ヘッドホン端子です。
最近、ヘッドホン端子がない機種が増えて非常に嘆かわしいです。
有線だと写真のようなモニタヘッドホン(SONY MDR-Z1000)などを使って、
かなり良い音で聞くことも出来ます。

ソニーはオーディオメーカーでもあるので、本機以外の全ての機種にも
ヘッドホン端子を付けて、邪魔なUSB接続アダプタなど付けずとも
様々な有線ヘッドホン・イヤホンを使えるようにして欲しいと願っています。

音楽アプリについては、UQ版はau版と違って、ソニーの「ミュージック」アプリが
プリインストールされていて、圧縮音源をハイレゾ音源相当にアップグレードできる
DSEE HXが使えます。XZに搭載されていたClearAudio+は入っていませんでしたが、
ダイナミックノーマライザーとイコライザー(いずれもDSEE HX オフ時)は搭載されています。






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Xperia 8は IPX5 / IPX8の防水・IP6Xの防塵仕様、ヘッドホン端子もキャップレス防水で、
防水イヤホン(写真はXBA-S65/B)を使ってストレスなくお風呂で音楽が聴けるので、
これが本機を選んだもう一つの理由になります。






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ところが、XZで使えていた5極(ピンの金属部分が5個)のノイズキャンセリングイヤホンを挿すと、
「このヘッドセットはサポートされていません。別のヘッドセットを使用するか、詳しくは
SonyMobileのサポートサイトを参照して下さい」と出て、何の音も出ず、全く使用できません。

残念ながら、Xperiaは少し前の機種から5極のノイズキャンセリングイヤホンは対応しなくなったようです。
ノイズ低減がとても効果的だったので、これは是非復活させて欲しいです。






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Xperia8は、4極端子のヘッドセットに関してCITA規格に準拠したものに対応しています。
写真は4極端子(ピンの金属部分が4か所)のヘッドセットMDR-AS410ですが、
これは問題なく音が出て、リモコンボタンでの通話/終了やマイク使用、
音楽再生時のリモコンボタンでの再生/一時停止も正常に動作します。


CITA規格とは、4極端子の先から左・右・グランド・マイクの順のプラグです。
iPhoneや最近の国内端末が採用しています。


ちなみに、もう一つの4極の規格のOMTP規格は、4極端子の先から
左・右・マイク・グランドの順のプラグで、
2011年以前のXperiaや海外端末に多いそうです。






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こちらはごく一般的なステレオイヤホンの3極端子(ピンの金属部分が3か所)で、
この仕様は、もちろん問題なく音が出ます。
※写真のイヤホンはSONY MDR-EX600






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カメラを試してみます。標準のカメラアプリを使用します。
レンズ焦点距離は x1が4.0mm、x2が5.5mmのようです。
音量キーでズーム操作出来ますが、画面のx1の部分を押しても
レンズを切り替えられます。

以下は、Xperia 8で撮影した写真で、EXIF値も抜粋掲載します。






32
縦横比4:3、マニュアルモード(?)で撮影しました。
背景が明るいので、プラス1.3EVの露出補正をしました。
※ 露出補正の方法:モードボタンの上の三本線のマークを押してから、EVを選び、スライダーで調整。


モデル名:SOV42-u
焦点距離 4.0mm
シャッター速度 1/266
絞り F1.8
露出補正 +1.3EV
ISO感度 50






33
以下、縦横比は4:3でオートで撮影です。
写真奥側が窓で午後の外光、手前が電球色の室内光のミックス光で、ちょっと難しい条件かも。
料理に向けると、シーン判定でアイコンが変わるので、自動で料理に適した設定をしているようです。


モデル名:SOV42-u
焦点距離 4.0mm
シャッター速度 1/50
絞り F1.8
露出補正 0.0EV
ISO感度 100






34
広角側 x1 でオート撮影です。日陰部分をみると軽くHDRがかかっているような気もします。


モデル名:SOV42-u
焦点距離 4.0mm
シャッター速度 1/1899
絞り F1.8
露出補正 0.0EV
ISO感度 50






35
ボリュームキーで x2にしてオート撮影です。
x2は望遠レンズに切り替わるはずですが、焦点距離を見ると、なぜかまだ広角レンズのようです。


モデル名:SOV42-u
焦点距離 4.0mm
シャッター速度 1/2422
絞り F1.8
露出補正 0.0EV
ISO感度 50






36
ズームレバーで、最大のx5にしてオート撮影です。
焦点距離を見ると、望遠レンズに切り替わっていますが、
x5というのは、x2の望遠レンズ+デジタルズームのようで、画質は荒れて来ます。


他社の大多数の多眼スマホと同様に、光学xx倍ズームと書いてあっても実際は、
レンズ焦点距離は動いておらず、複数の単焦点レンズの切り替え式のようで、
レンズ切り替わり時以外は、デジタルズームで補完して、
連続してズーミングしているように見せかけているようです。

最近のスマホでは上記のような表記が一般的のようですが、
物理的にレンズ焦点距離を動かしていないのに、
「xx倍 光学 ズーム」というのは、非常にモヤモヤします。 ^^;


モデル名:SOV42-u
焦点距離 5.5mm
シャッター速度 1/2082
絞り F2.4
露出補正 0.0EV
ISO感度 50






37
縦横比21:9でx1で、夜景をオート撮影してみました。


モデル名:SOV42-u
焦点距離 4.0mm
シャッター速度 1/50
絞り F1.8
露出補正 0.0EV
ISO感度 500






38
夜景を縦横比21:9でx2でオート撮影です。こちらも焦点距離4.0mmなので、広角レンズですね。

シャッターボタンがないのでしっかり構えられず、暗いとブレずにシャッターを押すのが難しくなります。この明るさで x5までズームすると、ブレを量産してしまいます。


モデル名:SOV42-u
焦点距離 4.0mm
シャッター速度 1/50
絞り F1.8
露出補正 0.0EV
ISO感度 250



* * *



約2か月使用していますが、使用感を要約すると
縦長で持ちやすくて、web閲覧では情報量も多くて見易く、
良いヘッドホンを使えば音楽再生も楽しく聞けます。
カメラも普段は一眼カメラしか使っていませんが、
メモ用途には十分だと感じました。

ゲーム等重いアプリには向いてないと思いますが、その分、
電池持ちも良い感じで、私の用途としては必要にして十分で満足しています。
※ 個人の感想です。



(^x^)次回に続く(Xperia8 アクセサリー編の予定)








関連リンク

次回の記事:SONY Xperia 8 実機レビュー【アクセサリー編】手帳型&ソフトケース、小型モバイルバッテリー
https://gadget-maniera.blogspot.com/2019/12/sony-xperia-8_30.html

SONYモバイル Xperia 8仕様
https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia8/spec.html








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