2010年12月17日金曜日

プリンタ複合機 Canon PIXUS MP490を買ってきた。

(^x^) こんばんは。 MANIERAです。
先日、キャノンの プリンタ+スキャナ+カラーコピー の複合機、 PIXUS MP490を買ってきたのでレビューします。


文書の印刷用にプリンタを探していて、日曜日にヤマダ電機を覗いたところ、
キャノンの複合機が6280円でした。安いと思って、在庫を聞いたら品切れとの事..。

少し離れた場所にある、もう一軒のヤマダ電機に行くと、さらに安く、
他店対抗価格で5980円(ポイントは無し)だったので、購入してみました。^^

しかし、こちらも在庫は無かったので 、取り寄せになりました。
6日後に入荷の連絡をもらって、引き換え伝票代わりのレシートを持ってお店に取りに行きました。
(もちろん品物と一緒にレシートを返してくれました)

ちなみに、取りに行ったのは土曜日でしたが、価格は6280円に上がってました。





01
箱の大きさは、 実測 505 x 385 x 215(mm)で、重さは7.6kg ありました。
取っ手が上面にしかないし、結構重いので、電車で持って帰るのは ちょっと辛そうです。






02
箱から出すと、ビニールが貼り付けられた本体が出てきました。
ビニールとオレンジのテープを剥がして梱包を解きます。

付属のマニュアル、「かんたんスタートガイド」を見て、中の保護材も忘れずに取り外します。
インクとケーブル類は、箱の中で場所を取らない様に、排紙トレイを開けた所に入っていました。






03
製品名は、Canon PIXUS MP490 です。
大きさは450×335×155(mm)、重さは 約5.5kgです。

複合機としては、結構コンパクトだと思います。
デザインもシンプルで、部屋に置いた時にすっきりしていて良いと思います。






04
背面には何の端子もありません。写真の右下の凹んだ側面に電源コードの差込があります。






05
電源コードを差し込む部分は少し引っ込んでいるのであまりはみ出しません。
コードの先は、アース無しの普通のプラグです。






06
右側の小さなパネルを持ち上げると、バックライト付きの1.8型TFT カラー液晶画面が現れます。






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液晶パネルを開けると、操作パネルにはスイッチ類が集中して配置されています。
  
液晶画面で文字やイラストで操作の方法を教えてくれるので、分かりやすいです。
PC無しで、モノクロ&カラーのコピーが出来ます。






08
プリントする時は、このようにリアの用紙サポートと、フロントの排紙トレイを開きます。
リアの用紙サポートは実際には、上に大きく伸ばす事が出来ます。
給紙は後方からのみで、フロントからは出来ません。

ちなみに、フロントの排紙トレイを閉めたまま印刷スタートしても、
自動で排紙トレイが、パカッと開きます。





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リアの用紙サポートは、このように上に引き出して、大きく伸ばせます。

用紙サポートには、L判、はがきからA4用紙まで、セット出来ますが、
はがき位の大きさなら、縮めたままでも大丈夫です。





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スキャナを使用する時は、上面の原稿台カバーを開きます。






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原稿台カバーと、液晶パネル、リアの用紙サポートを開いたところです。
写真右の、側面の四角い穴はUSBの差込口です。






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スキャナーの原稿台には、B5、A4、LTR(レターサイズ)と書いてあります。
スキャンの原点は左上になっています。
※ レターサイズとはアメリカの紙の規格で、215.9 x 279.4(mm)です。

スキャナーのセンサーは CISで、光学解像度は 1200 x 2400 dpi です。
尚、フチから1mm程度はスキャンされないようです。






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スキャナの原稿台カバーの後方ヒンジ部は、少し持ち上がる構造になっていて、
少し厚い本もスキャンできます。

さらに厚い本をスキャンする時は、カバー自体を取り外す事も出来ます。
外し方は、原稿台カバーを垂直に開いて、そのまま垂直に持ち上げます。
取り付けはその逆で、原稿台カバーの脚を元の場所に差し込みます。






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前面右には、カードスロットがあります。カードスロットの蓋には
アクセスランプのLEDが見えるように穴が開いています。

PCなしでも、メモリーカードの中の写真を液晶画面で選んで印刷できたり、
スキャン画像をメモリーカードに保存できます。

PC側からはリムーバブルディスクとして認識され、
カードリーダーとして使えます。

カードは、SD、SDHC、CF、メモリースティック等は、そのまま挿せますが、
miniSD、microSD、XD、メモリースティックマイクロ等は、カードアダプターが必要です。








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インクを交換するには、排紙トレイを開いてから、スキャナーユニットを持ち上げます。








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開き切ると、青い色のサポートが スキャナーユニットを支えます。
サポートのヒンジの部分にバネが仕込んであるので、勝手に外れたりはしません。
ユニットを閉じる時はサポートの上の方にある丸い凹み部分を押しながら畳みます。







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この機種は、インクとヘッドが一体なので、
キャリッジには電極が見えるだけで、ヘッドはありません。

ちなみに、カラーと黒のカートリッジを、本来と逆に付けようとしても出来ないように、
レバー側に突起が、カートリッジ側にはそれに対応した切り欠きがあります。

※ 正しいカートリッジを装着する時は、吸い込まれるように簡単に収まります。もし、少しでも
引っかかるような感じがしたら間違った側なので、無理に押し込まないで確認して下さい。







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カートリッジは、この2個が付属してきました。
プリンタ側のレバー、BとCに対応して、バーコードの上にB、Cと書いてあります。

BC-311は、染料の3色カラーインクで、容量は 3色 x 5ml 程度らしいです。
BC-310は、顔料の黒インクで、容量は 15ml 程度のようです。







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横から見るとL字型をしたヘッド内蔵カートリッジを、裏返した状態です。
黒インクの方がヘッドの印字幅が広くなっています。

結構小ぶりで、縦58 x 横33 x 高さ25(mm)、ヘッド部を含む高さは34mmです。
構造は、HP社の Design Jetの物と 非常に似ています。
 
このタイプはインク交換時に、ヘッドも交換する事になりますので、
ヘッドの目詰まりが起こっても、カートリッジを交換すれば解消されるという利点があります。

一方、欠点は、比較的コストが高い事です。 よって、あまり大量に印刷せず、
期間を置いて印刷する様なユーザーに向いていると思います。






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同梱品は、簡単スタートガイド、操作ガイド、各種案内の書類等、お試し用写真用紙、
CD-ROM、インク1セット、USBケーブル 1.4m、電源ケーブル1.7mです。
写真には無いですが、もちろん保証書も付属します。



* * *



使用可能になるまでの時間

コンセントを挿して、インクをセット、プリンタが使用可能になるまで2分程度かかりました。
USBケーブルをPCに接続し、プリンタとカードスロットが認識完了するまで約3分です。
CDに入っているドライバと各種ソフトのセットアップは10分前後で完了しました。



印刷にかかる時間

Windows XPで、プリンタドライバ標準の「テストページの印刷」をやると、
印刷が始まるまでに 10秒+印刷 13秒で、トータル23秒でした。


コピーにかかる時間

今、印刷したテストページ(殆どモノクロの文書)をコピーしてみます。
コピーボタンを押してから、印刷完了まで、カラーコピーは46秒、
モノクロコピーは29秒かかりました。



* * *



以前、持っていたプリンタは、たまにしか印刷しなかったので、ヘッドが詰まってしまい、
カートリッジのインクが空になるまでクリーニングしても、詰まったままでした。;;

新品カートリッジを買ってきて、延々、インクがカラになるまでクリーニングしても、やはり
詰まったままで印刷不能だったので、止むを得ずそのプリンタは廃棄しました。TT

こちらのMP490のヘッド内蔵インクは多少割高ですが、カートリッジを交換しさえすれば
目詰まりの心配は無いですし、筐体も値段を考えると 信じられない位しっかりした造りで、
スキャナとプリンタが一体で場所も取らないので 満足しています。^^



(^x^)おしまい。










参考情報(Canonのページ)

商品紹介ページ
  http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/allinone/mp490/index.html

主な仕様
  http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/allinone/mp490/spec.html

マニュアルのPDF・電子マニュアル
☆ 操作の詳しい説明は、紙の取説やPDFには無く、インストールが必要な「電子マニュアル」にしか書いてありません。 
  http://cweb.canon.jp/manual/mp/mp490




  

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  MP493について(追記 20110328)

昨日量販店に行った所、MP490そっくりのMP493という新機種が売っていました。
フタを開けたりして見ても全く同じ機械のように見えます。

キャノンのサイトで調べた所、大きさも重量も消費電力も稼動音(45dB)も同じでしたが、
対応OSと付属品が違うようです。具体的には下記の通りです。

対応OS (赤文字の部分が違ってました)
 MP490:  Windows7, Vista(32bit/64bit), XP(SP2/SP3), Windows2000(SP4-), MacOS(v10.3.9-)
 MP493:  Windows7, Vista(SP1/SP2), XP(SP2/SP3), Windows2000非対応, MacOS(v10.4.11-)

付属品 (表現は違いますが、実質、赤文字の部分が違うようです)
 MP490: カラーカートリッジ(カラー、ブラック)、電源コード、セットアップCD-ROM、マニュアル、USBケーブル(A-Bタイプ)
 MP493: インクカートリッジ一式、セットアップCD-ROM、使用説明書一式 (USBケーブルは付属しない)
※ インクカートリッジは、どちらも同じ品番(カラーBC-311、ブラックBC-310)でした。



参考URL

MP493のページ
  http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/allinone/mp493/index.html

MP493の仕様
http://cweb.canon.jp/cgi-bin/pixus/spec/spec.cgi?id=mp493

MP493 対応OS
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/os/index.html







  こちらはMP490と、純正インクカートリッジです。




  こちらはMP493です。 USBケーブル(A-Bタイプ)が、別途必要です。
※ インクカートリッジはMP490と同じです。



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2 件のコメント:

  1. | ・_・) 今の複合機はスリムだねえ
    ウリのはMP770って古いので、デッカイだす
    幸い当たりがすごかったのか、詰まりも他の故障もなく当分現役な感じ

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  2. saku さん@2010年12月18日23:07>>
    (^x^)複合機もだんだん小さくなって来たようですね。
    MP770は、CDダイレクトプリントが出来るので良いですね~。
    CDプリント付のは結構 高かったので、今回はあきらめました。^^

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