2018年9月23日日曜日

Surface Goの実機レビュー: アクセサリー編(モバイルバッテリー、PD充電器、USB-Cハブ他)


(^x^)こんばんはMANIERAです

Surface Goの実機レビューの 3回目はアクセサリー編です。
具体的には、モバイルバッテリーと、PD充電器、USB-Cハブ、
USBアダプタ2種、microSDカードについて紹介します。



 01
Surface Goは、従来のSurface Connectポート以外に、USB-C端子からの充電が可能です。
まずは手持ちのモバイルバッテリー(PD非対応)で、USB充電できるか試してみましょう。






 02
試すのは  Ankerの PowerCore Speed 10000 QC というモバイルバッテリーです。
容量は 10000mAh/36Whで、Quick Charge 3.0/2.0/1.0 & Power IQ対応ですが、
出力端子はUSB TypeAのみで、USB PD(Power Delievry)は非対応です。
価格はamazonで2999円でした。






 03
ケーブルは Anker PowerLine+ USB-C USB-A 3.0 ケーブル を
使用しました。長さは1.8mあります。

モバイルバッテリーを満タンにしてから、Surface Go側のバッテリー残5%から充電開始。
基本的にスリープで放置、時々立ち上げてバッテリー残を見てみました。

その結果は、Surface Goのバッテリー残が50%になるまで4時間20分、
6時間後にモバイルバッテリーが空になった時には、残り68%でした。

一応充電は可能でしたが、かなりのゆっくり充電なので、
PD対応のモバイルバッテリーを選んだ方が良さそうです。






 04
次はPD対応のUSB充電器をつないでみましょう。
Inateckの 45W USB C 充電器 UCC1002です。
amazonで2998円でした。






 05
内容物は、充電器本体、USB TypeCケーブル、説明書のみです。






 06
充電器本体のモデル名は ASSA73a-05091520300で中国製です。
プラグは折り畳み式で、底面にはPSEマークも付いています。

白い部分はツルツルしたプラスチック、
グレー部分は少しざらざらしたプラスチックで
あまり高級感とかはありません。

寸法は実測で、72 x 57 x 28.5mm、重さは実測 133gで、
Surface Go付属のACアダプター(66 x 46 x 29mm)より少し大きいです。






 07
出力ポートは、USBTypeCが1つだけです。
入力は、交流100-240V 50/60Hz 1.2Aで、
出力は、直流 5.0Vで3.0A、9.0Vで3.0A、
15.0Vで3.0A、20.0Vで2.25A です。






 08
ケーブルの端子は両端共 USB TypeCのオスで、ケーブル長は2m、重さは実測で56gです。
付属のベルクロのベルトで束ねると、大体 90x45x30mmの大きさになります。






 09
では、また、モバイルバッテリーと同じ条件で、PD充電器で充電してみましょう。

SurfaceGoのバッテリー残5%から充電開始、少しすると
充電完了まで1時間3分と表示されました。
同じ条件でSurface Goの付属ACアダプターだと1時間49分と表示されるので、
PD充電器の方が1.7倍のスピードで充電できそうですが..。

実際にPD充電してみると、30分で56%、1時間で86%、
1時間35分で99%、1時間53分で100%という結果でした。

上記のように充電完了時間の表示はそんなに正確ではなかったので、
参考程度と考えましょう。






 10
Surface Goは、USBポートが1つしかないので、7ポートのUSB-Cハブを購入しました。
AUKEYの マルチポートUSB-C ハブ CB-C59 です。amazonで5299円でした。






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内容物は本体と取説とカードのみです。
基盤のような印刷がされたカードは紙製で、
裏返してみると保証書(24か月)でした。






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銀色の部分はアルミの梨地処理で、結構高級感もある感じです。
大きさは想像してたよりも小さく、実測で 89x60x15mmで、
名刺の長辺-3mm、短辺+5mmといったサイズ感で、
重さは、実測 75gです。

こちらの側面には、左から 電源インジケータ、USB3.0 TypeA が2個、
microSDスロット、SDスロット(最大2TBのSDHC/SDXC/SDSC対応)があります。





 13
反対側の側面には 左から 4k HDMI、USB 3.0 TypeA、
USB-C Power Deliveryポートがあります。

スペックに関しては下記のとおりです。
入力: DC 5-20V 3A、出力: DC 5V 2A(合計)
USB出力:DC5V900mA(合計)、USB-C出力: DC5V 1.8A
USBデータ転送速度:最大5Gbps、 USB-Cデータ転送速度:最大480Mbps
HDMI最大解像度:4K@30Hz






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裏面は白いプラスチックで、2か所にゴム足が付きます。






 15
ケーブル長は、実測130mmで、端子の銀色梨地部分もアルミのようです。






 16
Surface Goにつないでみると、ケーブルが短くて、本体が浮いてしまいます。






 17
この場合、向きを変えれば良さそうなので、
試しにL字のアダプターを付けてみましょう。

こちらはMaxhoodの90度 USB Type C L字型角度変換 アダプタです。
amazonで590円でした。






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2個セットです。端子は USB-Cオス to USB Cメス になっています。






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ハブに取り付けてみると、ちょうど良い感じですね。






 20
L字端子をハブ本体の Type Cポートに挿してみると、
ケーブルが遊ばないので、持ち運びに良さそうです。^^






 21
Type Cポートに先程のPD充電器を挿してみると充電が始まり、
直接充電器を挿したのと殆ど同じ残り時間が表示されました。






 22
ハブにmicro SDカード(黒)とSDカード(青)を挿してみました。
micro SDは印刷面が上に来ますが、SDの方は裏返しになってしまいます。






 23
PD充電器、USBメモリ、HDMIも挿してみました。
各々、特に問題なく動作、充電しています。






 24
HDMIで、外部モニタに接続すると、写真のように
本体と外部モニタが同じ画面の「複製」表示になりましたが、
ディスプレイ設定から「表示画面を拡張する」を選べば、
「拡張」表示のマルチディスプレイ環境になりました。(20201123修正)

ちなみに後ろのモニタはLGの43インチ4Kモニタです。






 25
解像度は、SurfaceGoの標準が1800x1200ですが、4Kモニタに接続すると、
3840x2160の 4K解像度も選択できるようになります。

後ろの4Kモニタは、実際の4Kで表示されてますが、
「複製」表示の場合、SurfaceGo本体の非4K液晶も
疑似的に4Kと同じ画面(実際は縮小表示..)になります。

「拡張」表示の場合は、本体解像度は1800x1200で、
外部4Kモニタは3840x2160になります。
この時、4Kモニタ側のリフレッシュレートは29Hzでしたが、
ディスプレイのアダプターのプロパティーを見ると、
23Hz、24Hz、25Hz、29Hz、30Hzしか選べませんでした。
(20201123修正)






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USBつながりで、ダイソー(100円ショップ)に売っていた USB TypeA>TypeCの
変換アダプタも紹介します。税込み108円です。






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端子はTypeAメス>TypeCオスになっています。
本体銀色の部分はどうもアルミのようです。






 28
USBメモリを挿してみると特に問題なく認識します。
安いので、外出時とかに1個あると便利かも。






 29
Surface Go本体のSSDが128GBしかないので、
補助のため、MicroSDカードも導入します。

Amazon.co.jp限定のTranscend microSD カード 128GB(2018年モデル)です。
簡易包装で送られてきました。






 30
中身は、説明書とカタログ、MicroSDカード本体とSDアダプター、ケースのみです。






 31
カードは、UHS-I U3対応 Class10で、転送速度は読込最大95MB/s、
品番はTS128GUSD300S-AEです。






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Surface Goの MicroSDスロットに入れるとこんな感じです。
色が似ているので目立ちませんね。

取り出しは一回押してから引き出しますが、
ちょっと引っ張りにくい感じです。



以上、アクセサリ諸々でした。
(^x^)おしまい。




関連リンク
Surface Goの実機レビュー:外観編
http://gadget-maniera.blogspot.com/2018/09/surface-go.html

Surface Goの実機レビュー:スリーブケースと初期設定編
http://gadget-maniera.blogspot.com/2018/09/surface-go_9.html

Surface Goの実機レビュー:アクセサリー編(モバイルバッテリー、PD充電器、USB-Cハブ他)
この記事です。













2018年9月9日日曜日

Surface Goの実機レビュー: スリーブケースと初期設定編

(^x^)こんばんはMANIERAです

Surface Goの実機レビューの 2回目は
スリーブケースと液晶保護フィルム、OSの初期設定について紹介します。

前回はこちらです。> Surface Goの実機レビュー:外観編




 01
Inateck スリーブ ケース プロテクターケース(10.5インチ)です。
ちょっとかっこいい半透明のビニールに入っていました。
価格はAmazonで1380円でした。






 02
色はダークグレー、外寸公称値は、297 x 210 x 8mmです。
重さは実測で117gでした。






 03
ケースの材質は厚さ2mmのフェルトです。隅の方にゴムっぽい浮き文字で
inateck と書いてあるマイクロファイバーのタグが付いています。






 04
フラップの部分には、茶色の合成皮革が付いていますが、
特にロゴなどは書いてありません。






 05
フラップは、真ん中部分でベルクロ留めです。






 06
ケース内部はマイクロファイバーの裏地が付いていて、
傷がつかないようになっています。






 07
タイプカバーとペンを付けたSurface Goを入れてみました。
特に問題なく収納することができます。

内部寸法は公称値で28cm×19.5cmx0.8cmです。
ベルクロ付近にもう1ヶ所大きなポケットがあります。






 08
背面にも2箇所ポケットがありますが、比較的薄いものしか入れられません。
旧型のArcTouchマウスを入れてみましたが、ちょっとお布団で寝ているように見えますね。^^






 09
比較のためダイソーのクッションケースB5も買ってきました。
こちらは税込108円で、圧倒的にお安くなっています。
材質は、よく100円ショップで見かける、クッション付きのふわふわしたナイロンケースです。
重さは実測で41gと軽量です。






 10
大きさは実測で 294 x 218 x 13mmで、並べると先程のinateckとほぼ同じです。







 11
こちらも、ペン&タイプカバー付きの Surface Goを入れてみました。
ファスナーがある分、ペン付きだとちょっとだけ入れづらいですが
入れてしまえば、余裕があります。
単に傷防止に使うだけなら、これで十分かも。






 12
Surface Goは、ゴリラガラス3採用なので、要らないような気も
しましたが、念のため、液晶保護フィルムも購入しました。
Lakkoの Surface Go専用ガラスフィルムです。
Amazonで1250円でした。






 13
材質は強化ガラス製で、ガラス材は日本製(カットは国外)との事で
飛散防止加工で、割れても飛び散らないそうです。






 14
付属品として、クリーニングクロス、アルコール清浄布、ホコリ取り用の粘着フィルムが入っています。アルコール付きの不織布で画面を拭いて、埃があったら青い粘着フィルムで取ってから貼る手順になります。






 15
ガラスフィルムは厚目で無理に曲げると割れそうなので、
端を画面に揃えてから、そっとおろすような感じで貼りました。
写真のように最初は空気が入りましたが、付属のマイクロファイバーを使って
押し出すようにすれば、すぐに綺麗に空気が抜けました。






 16
ガラスの端面はRがついており、比較的割れづらくなっているようです。
透明度も高く、ペンの滑りも問題ありません。





* * *



 17
最初に起動すると、写真のように コルタナが挨拶してきます。
ここからは、Surface Goの初期設定を見ていきましょう。
私は英字キーボードを付けたので、その場合の注意点も述べていきます。

※ セットアップ前に「伊藤浩一のモバイルライフ応援団」というBlogの
下記の記事を見ていたので、USキーボード設定を間違わずに出来ました。
【Surface Go】初期設定でUSキーボード指定を忘れてログインができない?

コルタナとは、Microsoftのゲーム Haloで、主人公をサポートしてくれる人工知能の名前です。






 18
最初の言語選択は、OSで使用する言語なので「日本語」を選択します。






 19
セットアップは、内蔵マイクを使って音声で、「はい」とか言って進めることも可能ですが、
テレビなどの音声に反応して困る場合は、左下のマイクのアイコンを押して
音声入力を切っておきましょう。






 20
次にキーボードレイアウトを聞いて来ますが、英字キーボードを使っている場合も、
ここでは Microsoft IMEしか選べないので「はい」を押して次に進みます。






 21
すると、「2つ目のキーボードレイアウトを追加しますか?」と聞いてきます。
今回は英字キーボードを追加したいので、「レイアウトの追加」を押します。
※日本語キーボードの場合は 追加せずに「スキップ」で良いと思います。






 22
使用するキーボードレイアウトの選択画面になるので、「US」を選んでから
「レイアウトの追加」を押します。






 23
すると、右下にキーボードの形のアイコンが出てきて、これを押すと
「ENG 英語(米国)USキーボード」が出るので、こちらを選択すると、
普通に英字キーボードが使えるようになりました。


この後、Wifiに接続するので、使用しているルーターの暗号化キーなどを用意しておきましょう。
その後にMicrosoftアカウントを聞いてくるので、IDとパスワードを準備しておきましょう。






 24
次に、顔認証を設定しておきます。セットアップボタンを押すと
カメラが動作してサクッと顔が登録されるので、事前にマスクなどは外しておきます。
顔認識されない場合のPIN(暗証番号) も聞かれるので、考えておきましょう。

※これ以降は、電話とPCのリンクの設定、OneDriveの設定、Cortanaの設定、プライバシー設定
を行います。よく分からない場合は、いずれもスキップして後から変更もできます。






 25
再起動すると、カメラ付近の赤いランプと白LEDが点いて、顔認証でログインができます。
この時、ユーザーが見つからないと、目のグラフィックがキョロキョロ探しまわって可愛いです。^^
認識は非常に早く、以前 VAIO Duo 13についていた顔認識とは雲泥の差です。






 26
無事起動したので 設定>システムで確認すると、
OSのエディションは Windows10 Home in S mode
バージョン1803、 OSビルド17134.112です。

Sモードはセキュリティーが強固ですが、ストアアプリしか
入れられないなど、使用に制限があるので、
普通のWindows10 Homeに変更してみます。

ちなみにこの画面では青い文字で「プロダクトキーの変更またはWindows10Proに切り替え」とありますが、私の買ったSurface Goは、Homeエディションなので、表示の間違いのようです。






 27
Homeに変更前に、まずはWindowsアップデートをしておきましょう。






 28
アップデートが終わったら、設定>ライセンス認証 の真ん中辺りの
「Windows 10 Home に切り替える」の部分の青い文字「MicrosoftStore に移動」を押します。

※アップデートしておかないと、この後エラーが出るようです。






 29
「Sモードをオフにする」という画面になるので、「入手」というボタンを押します。






 30
少し待っていると、前の画面で青い文字だった部分が、
「既にWindows 10 -Sモード切り替えを実行しており、操作は不要です」と
なるので、これでHomeへの切り替えは完了です。
この表示では完了したかどうかが、ちょっと分かりづらいですね。






 31
設定>システムでバージョン情報を見てみると、エディションが Windows10 Home、
バージョンは1803、 ビルド17134.254になっていて、無事変更されました。






32
USBポートが1個しかないので、マウスもBluetoothがおすすめです。
セットアップを終えて、マウスとペンを登録後に
ディスク(SSD128GB)の空きを見ると、 92.4GB/117GBでした。




* * *


以下、英字キーボードについて追加情報です。20180913

上記の設定だけでは、英字キーボードで 日本語IMEをONにした時に、
キーボード盤面と実際に入力される記号などが一部、一致しないので、
下記の手順で キーボードレイアウトの設定をしてください。




33
スタートボタン > 設定 >「時刻と言語」 を選択します。






34
左のグレーの部分の「地域と言語」を選び、「+ 言語を追加する」の下の
「日本語 」を選択すると、「オプション」ボタンが現れるので、これを押します。






35
「ハードウェア キーボード レイアウト」を見ると、
「日本語キーボード106/109キー」になっているので、
「レイアウトを変更する」ボタンを押します。






36
すると、青い小窓が開いて「英語キーボード(101/102キー)」が選べるので、
これを選択してからOKを押すと、英語キーボードに変更できました。




次回は電源系アクセサリーとUsbハブについて投稿する予定です。

(^x^)続く






日本語入力のヒント
英字キーボードの日本語IMEのON・OFFは Alt+~で出来ます。

日本語入力でよく使うファンクションキーのF7~F10は、
デフォルトでバックライト等に割り当てられていますが、
ファンクションキーを使わなくても、

Ctrl+I で、全角カタカナ
Ctrl+I、Ctrl+O の順に押すと、半角カタカナ
Ctrl+P で、全角アルファベット(押す度に、全部大文字>全部小文字>先頭だけ大文字>大文字小文字の入れ替え)
Ctrl+P、Ctrl+O の順に押すと、半角アルファベット

という感じで変換できて便利なので、一度お試しくださいませ。






関連リンク
Surface Goの実機レビュー:外観編
http://gadget-maniera.blogspot.com/2018/09/surface-go.html

Surface Goの実機レビュー:スリーブケースと初期設定編
この記事です。

Surface Goの実機レビュー:アクセサリー編(モバイルバッテリー、PD充電器、USB-Cハブ他)
http://gadget-maniera.blogspot.com/2018/09/surface-go-pdusb-c.html